〈 ロジスティック部 一般・冷凍・冷蔵倉庫 〉

ロジスティック部 一般・冷凍・冷蔵倉庫のお仕事とは・・・?

 ロジ(一般・冷凍・冷蔵倉庫)のお仕事は、大きく分けると2つです。

 ①翌日納品の商品をお客様別に、配送コース別にピッキング。
 ②商品管理。(入出庫時及び在庫品の賞味期限チェックや冷凍庫内の温度管理を行う)
  ※ピッキングとは・・・お客様の注文に従って倉庫から当該商品を適切な数量分集めてくる作業。

************** 1日のうごき **************

①仕入商品の荷受け+賞味期限チェック

朝7時台から次々と仕入から発注していた商品が入荷されます。

その際の荷受けでは、商品の種類・数量・賞味期限を確認し、『ボイス』と呼ばれる入庫システムにて入庫の
処理を行います。
(iPodの端末を使って口頭で商品番号を言うと、数量・賞味期限が基幹システムへ入力されるアプリで
 入庫を助けます。)

②当日便(午後便) → 翌日納品分のピッキング +賞味期限チェック

基本的には当日午後便~翌日分の配達用の品揃えをします。

弊社は愛媛県下全域に毎日配送をしていますので、点在するお客様をコース別に配送専門部署や営業担当が
走ります。

そのコースごとに倉庫内の担当者を決めて、倉庫から商品をピッキングしてコンテナ等へ詰めます。

③ピッキングの合間に温度管理や倉庫内商品整理(先入れ先出し)

ピッキングの際に賞味期限を確認して検収簿に日付を記載し、同時に在庫状況を確認します。

慣れてくると「このお客様はいつもこの商品が出ているのに、今回は違う商品になっている」などと
事務の入力ミスに気づいたり、品揃えに必要な商品数がそろっていないことを先んじて仕入に知らせ
たりします。

冷凍庫の温度は1日4回計測し、常に適温状態であるか確認します。

************** 1年のうごき **************

【繁忙期】 木曜日・・・お休み前の金曜日にたくさんの商品の納品があるため、1週間の中で1番忙しい!
      GW前・お盆前・年末年始前等・・・仕入先のメーカーさんのお休みと、お客様への大量納品があるため勢いづきます。
                       このときは、微力ながら他部署の手を借りることもあります。

【閑散期】 学校が長期休みの時は給食が無くなるので受注量が減り、ピッキング量も減ります。
      (ただし、夏休み中のお盆前・冬休み中の年末休み前は繁忙期です。)

働き方改革

以前は、ギリギリの時間まで注文や変更を受け付けており、その後に品揃えする倉庫係にしわ寄せが
来て残業も長くなっていました。

そこで倉庫のメンバーそれぞれが、どうやったら早く帰ることができるのかを考えて会社に提案し、
社内の業務の流れや社内的な締め時間を大きく変更することになりました。
その結果、格段に仕事効率が上がり、現在では繁忙期以外は定時で帰社するようになりました。

また、それに伴い、有給休暇が取得しやすい雰囲気ができて取得日数が増え、プライベートを充実
させられるようになりました。

50人程度の規模の会社であれば、部署からの提案も聞き入れられやすく、自分たちの力での業務の
変更が可能となります。


ロジスティック部(倉庫係)残業時間の軽減・・・2019年度→2020年度 月平均5時間減

仕事のやりがい

ロジスティック部倉庫係は一般倉庫、冷凍・冷蔵倉庫ともかなり多くの商品を取り扱っています。


そのため、ハンバーグ1つ取っても、メーカー違いのもの、1個大きさの違うもの、鉄(Fe)強化や
柔らか介護食など種類が豊富にあります。その中から適切な商品を適切な数量ずつピッキングして、
配送するお客様のコンテナへまとめる作業は、想像以上に体力や記憶力、判断力を求められます。


誰でも初めは多くの商品を前にたじろぎますが、毎日頭を使いながら真面目に続けていると、だんだん
慣れてきます。入社半年もするとそれまで先輩のお手伝いだったのが、担当を任せられます。
間違いなくピッキングが出来るようになると、その達成感もあります。

また更に、お客様の注文の傾向(学校の場合、病院の場合などといった)が分かってきて、倉庫係の方から
間違いを見つけて指摘することもあります。
そんな時、遠方のお客様などは間違えると後が大変なこともあり、他の部署から感謝されたりもします。

先輩社員

濱田 伸郎 サブリーダー (2008年3月 入社 )

Q.濱田さんは2008年の入社ですね。長く続けてこられたにはどのような理由からでしょう?

「やはり、家族を養わねば!と思うと自然に長く続けられましたね。(お嫁さんの圧力?(笑))
 どこの会社でもそうかもしれませんが、初めはいろいろとしんどいこと、つらいこともありますが、それもどれも慣れてしまえば
 大したことはありません。」

Q.ロジスティック部で仕事をするにあたり、入社前と後では何が一番大きくイメージと違いましたか?

「荷物の出庫と聞いてダンボール箱を出荷するイメージでいましたが、箱だけではなく1パックとか、似たような商品をサイズ違いで
 1袋ずつなど、かなり細かく仕訳けているのだと驚きました。」

Q.長くやっていくといろんなことがあったと思います。これは一番大変だったな、自分の中でも一番の失敗だったな
  と思うことがあれば教えてください。

「つい、イライラして感情に任せてくだらないミスをしたこともありました。やはり、どんな時も冷静にいないとだめですね。
 年月を経て、ある程度感情のコントロールができるようになりました。それなりに責任のある立場になっているので、下にはお手本を
 見せねばなりませんが、それもまた大変です(^^;)
 それと、冷凍庫というと、なんと言っても気温差です!! 夏場は涼しいところでいいよね!と思われるかもしれませんが、夏場こそ、
 一番しんどい季節なんです。外気が30℃を超えている中、冷凍庫内はマイナス20℃となり、その差50度以上です。
 1日仕事を終えると、体がぐったりと疲弊します。その代わり冬場は元気になります。」

Q.逆に「仕事を続けてきてよかったな」「松宮に入ってよかったな」と思うこと、嬉しかったこと、印象に
  残っていることがあれば教えてください。

「どんな環境にいてどんな仕事をしていても良いと思うことは見つけられるはずです。ただ、今具体的にどれと言われるとパッと
 思いつかないだけです(笑)。
 敢えて言うと、このコロナ禍でもなんとか安定的に営業できている会社でよかった!」

Q.現在の仕事のやりがいは?

「自分がやるべきことを一つ一つ丁寧にこなしていけば、目に見える形で成果が出ること。またそうすることによって社内での信頼感を
 得ることができるということを実感しました。」

Q.濱田さんは家庭の中でも父親としての役割を果たしてきたと思います。
  仕事をしながらお父さん業をこなすのはいかがでしたか?(お子さんは高校生と中学生(2021年9月現在)
  それを受けてこれからお父さんとなる社員にはどのようなアドバイスがありますか?

「乳幼児期は確かに大変でしたけど、かわいい時期でもあるので子供目線で一緒に楽しんであげてください。
 普段から仕事をキッチリやって信頼関係を同僚と築いていれば、いざという子どもの用事でも仕事を抜けやすいかも・・・。」

Q.これから入社する人へメッセージ

「自分のやるべきことが黙々とできる人は向いていると思いますが、逆に仕事に関していろいろ考えてしまう人は、思うとおりにならな
 かったり、周りに合わせたりするのがしんどくなることがあります。これからは、黙々と仕事もできるし、周りに合わせながら
 いろいろ考えて革新できる人も必要かな、と思います。新旧2つの価値観を持ち合わせた人(いないかな?)は欲しいですね。
 でも、まじめに仕事する人なら、絶対に向いています!」