SDGsとかHACCPとか。

我社は50人をちょっと超える規模の会社ですが、この50人というのが一つの節目で、これを超えると、いろいろと社会的な義務、貢献、社員への処遇など、なぁなぁにはできない縛りが少しずつ増えてきます。だからこそ、50人を超えると、社会的にはいっぱしの会社と認められることになるのかな。「ちゃんとせねば!」というところと、「そんなところまでしないといけないの?」の間を行ったり来たりひーひーふーふーしています。(ラマーズ方かっ!)

近年(本当にここ数か月間で急に)よく騒がれているのが「SDGs」と「HACCP(ハサップ)」。2年前くらいならほとんどの人が知らなかった。我が家では大学でチラリと学んできた娘だけが知っていたくらい。オリンピックが開催されるからか?それが急に計画を立てろ、宣言をしろと、背中を具ぐぐぐぐーーーッと押してきて、ギリギリのところで汗だくになりながらひーひー言いながらどうにか体裁を整えて間に合いました、みたいな感じで宣言しました。

これが大きな会社なら、専門家呼んで社内でプロジェクトチーム組んで科学的なデータや検証を基にして具体的な数値だったり、どこにも矛盾がないように、世間の人に突っ込まれないように理論武装考えたりしながら何年もかけて作り上げていくようなものなのかもしれませんが、我社はとりあえず極限られた人数の力でわずか1,2ヶ月の間で「どっこいしょ。」と作りました。

いやこれ、愚痴じゃないんです。

そういうこと、大会社にいたら、まったく関われなかっただろうな~と、思って。関わるどころか、自分の知らないところで動いていて、自分の知らないところで宣言しちゃったりして、我関せず…というか、自社のホームページなんかを見ることさえなかったかも。

それがありがたいことに(?)これ(SDGsとかHACCP)がどういうものなのか、会社としてどのようにしないといけないのか、今世界はどのように動いているのか…調べていくうちに、どんどんいろんなことが知られるようになりました。もともと知識欲はある方で、自分が知りたいことを知ることはできていたかもしれないけど、全然興味関心がなかったことまでわざわざ調べたり知ったりすることはなかった(^^ゞ。でも、調べるうちにいろいろもっと深く知りたくなったり、枝葉の方に興味が沸いたり、思わぬ人生の宝に出会うかも分かりません。そう、どこにやりがいや宝が転がってるかわからないから何事をするにも経験は大事で、無駄な経験は一つもない、っていうのが私のモットーになってます。

就活を始める高校・大学生のみなさん、きっかけは就活のために渋々はじめた時事問題とか、日本の動きや世界の動きなんかかもしれないですけど、自分の視野が広がったり価値観が一段上がってふかん的な視点を持つことができたり、自分なりに考えて持論を構築したり相手の意見を聴くことができたり、人間として一つ上のステージに上る準備…下地作りができてくるのだと思います。スマホに入ってくる芸能ニュースだけでなく、テレビのニュース番組や、新聞の自分に関係ないと思われる記事なんかも見てみて考えてみてください。若いときは特に吸収も消化も早いからね。貪欲に広げていこう。

って、今回はなんか大真面目な話になっちゃったよ。そんなつもりなかったのにな。タイトルと内容に乖離があったらすみません。

                          (執筆担当  せっかちな繊細さん)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です